当院では、睡眠時無呼吸症候群(いびき)や、スポーツでの怪我防止策としてマウスガード・歯ぎしり防止装置としてのナイトガードなどの歯科的治療も行っております。    
     
 
 
  ●睡眠時無呼吸症候群(いびき)
  いびきは他人に迷惑をかける悪者のように言われています。いびきをかいていると一見熟睡しているように見えますが、呼吸が抑制され 眠りが浅く ほとんど睡眠不足となっています。
一時的に軽いいびき程度であれば、それほど問題になりませんが、毎晩いびきをかいたり「呼吸が止まっている」などというときには身体機能に特に注意が必要です。
いびきは他人に迷惑をかけるだけでなく、本人の身体にも多くの危険な問題を投げかけます。いびきをかき、しかも呼吸が抑圧され熟睡していなければ、日中の眠気・集中力・起床時の頭痛・活力・記憶が低下し、精神不安定でイライラしたりします。
さらに呼吸が止まっていることであれば、猛烈ないびきやただのいびきでなく、睡眠時無呼吸症候群と考えられます。無呼吸状態は、体内の酸素不足を招き、循環器系や呼吸器系に影響を与え、やがて身体のさまざまな障害(高血圧・不整脈・心不全・突然死)が出てくると考えられます。
 
 
 
 
   
                 

治療法としては、CPAP(持続的陽圧呼吸装置)減量などがあり、歯科的にはマウスピースがありますこの方法は、身体に負担をかけない新しい治療方法として、いびきと無呼吸症候群の治療に用いられます。
装着すると気道が開いて空気が通りやすくなり、いびきや無呼吸が止まります。大変効果が高い治療法です。
ほかの治療法と比較して、身体への負担が少なく小型なので持ち運びに便利です。
ただ、歯のない人・花に病気のある人には適さないこともあります。

 

         

 
  ●マウスガード
   
  スポーツにはケガはよくおこります。
次のようなスポーツでは特に、マウスガードを是非使用してください。
  ・ボクシング ・ラグビー ・柔道 ・サッカー ・野球 ・空手
  ・アメリカンフットボール ・ホッケー ・ラクロス ・相撲 など・・
当医院では、怪我防止のためにマウスガードの作製をしております。マウスガードは外力から顎と口周りへの衝撃を和らげ、歯の破折や顎の骨折、口の中・口の外などの軟組織のケガを防止します。
   
       


歯を食いしばって使用するために、マウスガードは磨り減ります。マウスガードは少なくとも、年1回は磨り減りや破損のためにチェックして、痛んだものは作り直しをおすすめいたします。
     
   

   
  ●歯ぎしり(歯ぎしり防止装置=ナイトガード)
「歯ぎしり」や「食いしばり」は、単に睡眠の妨げになるばかりでなく、歯が磨り減ったり、歯がかけたり割れたりし、噛み合わせが変わってしまって 歯周病を悪化させます。
そればかりか、顎の関節に負担がかかり、顎関節症を引き起こします。
それを防ぐためには、歯ぎしり防止装置(ナイトガード)を口の中に装着いたします。
この防止装置は歯科用です。スポーツ用とは異なり、厚さは2o程度です。歯形に合わせて作製いたします。